08:30
出社
出社後まずは、昨夜の内に届いたメールと製造関連の日誌を確認し、本日実施すべきタスクを整理します。
社員インタビュー
INTERVIEW
品質保証に関する
お客様対応を通じて、
会社の信頼を守り抜く。
生産本部 関西工場 品質管理部
M.S.
2019年入社
生物理工学部卒


01当社への入社を決めた理由を教えてください。
面接で「素の自分」を
出しきれたこと。
食品といえば、BtoCの食品メーカーを思い浮かべていました。しかし、大学でコラーゲンや酵素の研究に取り組む中で、「食品の原材料」という分野を知り、原材料メーカーであれば、多様な食品メーカーの製品を通じて、自社製品を広く一般消費者に届けられることに気づきました。非常に影響力の大きく、やりがいのある仕事だと感じました。
当社に魅力を感じた部分は様々あるのですが、大きな入社理由の一つは人事の方々の温かい雰囲気に惹かれたことです。さらに、最終面接で飾らない自分を出しきれたことも大きな決め手になりました。一次面接は補欠合格だったこともあり、最終面接では自然体で臨むことにしました。そんな中で内定をいただけたことで「この会社なら長く働ける」と確信できたのです。入社後、何十年も飾った自分でいるのは難しいですから。

02現在の仕事内容を教えてください。
ミッションは、
「何も起こらないようにする」こと。
入社以来、品質管理部の中でも品質保証チームに所属しています。その業務は、食品メーカーなどのお客様との取り決め書(製品の規格や品質保証期間などを記載している文書)の対応や、クレーム・問い合わせへの対応、食品表示の管理、メーカーからの監査対応など多岐にわたります。
品質保証の最大のミッションは、「何も起こらないようにすること」、そして「何かが起きた場合も最小限の影響で抑えること」です。そのためお客様への対応一つひとつがどの程度影響を及ぼすかを常に念頭に置いて、誤解や誤認がないよう心がけています。
現在私は品質保証チームのリーダーを務めており、品質保証業務の責任者の立場。業務全体の最適化を図りながら、チームメンバーそれぞれの状況を把握し、より高いレベルの品質保証体制の実現を目指しています。

03印象に残っている仕事を教えてください。
工場の新たなルールづくりを
成し遂げて得た自信。
入社2年目に、工場で使用する文房具類の定品化に取り組んだことが特に印象に残っています。それは例えば、使用するペンを「このメーカーのこのタイプ」と定めることで(定品化)、お客様から異物混入の可能性に関する問い合わせがあった場合にも、速やかな調査ができるようにする取り組みです。
他部署を含めて工場全体で新しいルールをつくるのは、この時が初めての経験。様々な部署の方々と協議を重ねる中で、反対意見も含め様々な意見をうかがいながら、皆さんにとって納得感のある落としどころを探る過程は苦労の連続でした。そのため、最終的に定品化を実現できた時は、大きな達成感があり、新しい挑戦を成し遂げたことが、自信にもつながりました。

04どんなところに、仕事のやりがいを感じていますか?
“信頼の砦”としての役割に、
自身の存在意義を感じて。
品質保証チームにとって、「何も起きないこと」が成果であり存在意義です。そのため、一つひとつの業務が会社の信頼に直結していることを常に意識しています。また、当社が掲げる持続可能性のテーマ「次世代のために選択しよう」も念頭に置いています。例えば、お客様のご要望に応える際は、「そのご要望への対応を将来にわたって継続できるか?」という視点で、どう対応するか判断することを心がけています。
品質保証チームの仕事は、目に見える成果が表れにくいものです。しかし、“信頼の砦”として、「何も起きないこと」を維持することは決して容易ではなく、日々の地道な努力が必須です。そうした見えない部分にこそ価値があり、その中で誇りを持って働けていることがやりがいにつながっています。