社員インタビュー

INTERVIEW

幅広い業務を通して、

当社の次代の柱となる

機能性糖質素材の魅力を広める。

ネオ機能性素材部 R&D課

Y.M.

2019年入社
農学部 生命機能科学専攻修了

01当社への入社を決めた理由を教えてください。

食を通じて人々の
健康や暮らしを支えたい。

大学の研究室で食品の機能性について研究をしていたこともあり、食を通じて多くの人々の健康や暮らしを支えられる仕事に就きたいと考えていました。そして、さまざまな食品メーカーを見るうちに、食品原料メーカーこそが人々の生活を根底から支える存在だと感じ、当社にエントリーしました。
入社の決め手の一つは、ジョブローテーション制度があること。大学では6年間、研究に取り組みましたが、「一生、研究だけを続ける」というイメージが持てなかったため、いろいろな仕事に携われる環境に魅力を感じました。また、人事の方々の穏やかで温かい雰囲気が自分に合っていると感じたことも、大きな決め手になりました。

02現在の仕事内容を教えてください。

業務は、機能性糖質素材に
関することすべて。

一言で言うと、機能性糖質素材に関するすべての業務ですが、具体的には3つの業務を担っています。1つ目は機能性糖質素材の研究開発業務です。現在はビフィズス菌を増加させるガラクトオリゴ糖と、歯垢の形成を抑える環状オリゴ糖“サイクロデキストラン“の「CI 」の2素材について、販売拡大に向けた認知度向上の取り組みを進めています。2つ目は知的財産開発です。大学との共同研究成果を学会発表や論文発表につなげるほか、当社でしか扱っていない“サイクロデキストラン“の特許取得を目指しています。3つ目は生産管理業務です。外部工場に製造を委託しているガラクトオリゴ糖粉末製品について、原料の調達から生産まで一貫して管理しています。

03今、直面している課題は何ですか?

「CI」の認知度向上を目指して。

最大の課題は、「CI(サイクロデキストラン)」の認知度向上です。現状では、「CI配合」と表記しても、お客様にその効果を十分に理解していただけていません。そこで現在は、CIの魅力を伝える方法として、機能性食品表示食品に対応できるよう手続きを進めています。
また同時に、販売促進部門や、当社のヒット商品である「きび砂糖」の広告宣伝チームなどと連携した横断プロジェクトも始動しました。そのメンバーの一員として、食品メーカーや一般消費者に向けて、段階的に何をどのように訴求していけば認知度向上につながるのか、各フェーズでの施策とその費用対効果も含めて検討している最中です。
そのすべてが当社にとって初めての挑戦ですが、次代の柱となる素材を育てていく上での重要な取り組みです。だからこそ、社内の知恵を結集し、ぜひ成功に導きたいと考えています。

04やりがいを感じるのはどんな時ですか?

当社の新たな領域への
挑戦に手応えを感じて。

現在取り組んでいる機能性糖質素材の開発は、当社としてこれまでやってこなかった領域への挑戦です。すぐに成果が目に見えるわけではなく、試行錯誤の連続ですが、大学との共同研究データを示した際に、大手食品メーカーのお客様から素材の魅力を評価していただき、大口の採用が決定した瞬間は大きなやりがいを感じました。
地道な努力の積み重ねが実を結び、花開くのはもう少し先かもしれません。しかし、その未来を想像すると、これほど楽しみなことはありません。

1day Schedule

1日の仕事の流れ

09:30

出社・市場調査

まずは本日のタスクとメールチェックを行います。その後、新聞やニュースリリース等を見て仕事に関連する最新情報を収集します。

10:00

部内会議

定例の部内会議に出席。人数が多い部署なので、定期的な会議によって仕事の進捗共有や、相談を行うことが多いです。

12:00

昼食

お弁当を持参することが多いですが、たまに近くの飲食店でランチをします。

13:30

郵便物の確認・請求書処理

昼に郵便物が届くので、その内容確認や請求書処理、契約書送付手続きなど事務作業を行います。

14:00

共同研究先の大学と打ち合わせ

定期的にWeb会議等を活用し、共同研究の進捗確認や今後の研究方針についてディスカッションを行います。

16:00

資料作成、アイデア出し

まとまった時間が取れるときは、集中して資料を作成したり、アイデア出しすることが多いです。

18:00

翌日以降のタスク整理、退社

残っているタスクを整理し、重要度と緊急度に応じて自分で締め切りを設定します。当日中に完了させないといけないタスクがない限りは、明日以降に回し定時退社するようにしています。