WORK & PERSONS
PROJECT STORY 01

OBKプロジェクト◯◯さん達をびっくりさせる会

若手社員チームが先頭に立ち、
営業本部全体で横断的な取組みに挑む

OUTLINE

OBKとは、営業本部全体で社内横断的な取組みを行っていく目的で発足した若手社員のプロジェクトである。メンバーそれぞれが抱える課題感のもとに、新製品開発、業務改善、勉強会など、複数のチームに分かれて課題解決に挑む取組みを進めている。ここでは、その中から2つの成功事例をご紹介する。

CASE STUDY

01

規格書のシステム化

担当

I.Y.

営業本部 営業第一部
営業第一課
2010年新卒入社

ものづくり企業を志望して就職活動を行う中で、子どもから年配の方まで幅広い人々に使ってもらえるような製品を扱いたいと考え、当社に出会う。自社ブランドを有している点に魅力を感じ、入社を決意。入社後、7年半は原糖部に所属し、その後、営業本部へ異動。本社にて量販店向け営業を担当したのち、広島営業所に転勤。現在は本社にて主に業務用卸向け営業を担当している。

規格書業務の
効率化を目指し、
課題を乗り越えて
システム化を実現

お客様から「製品の規格書がほしい」と依頼があった際、これまでは品質保証部(品質管理部)に発行を依頼し、1~2営業日程度かけて作成してもらったものをお客様に提出する、という流れだった。しかし、お客様からの指定書式ではない一般的な自社書式の規格書の内容は、日付と客先名を除けば基本的に共通である。また、実際に客先からある数千件の規格書依頼の大半は一般的な自社書式となっている。それならば一般的な自社書式規格書をシステム化し、営業が自ら発行できれば、提供までの時間を大幅に短縮でき、客先からの即時提出要望にも品質保証部(品質管理部)に直ぐに対応してもらう必要がなくなり、客先からの催促が減り、サービス向上に繋がるのではないか。この課題感から、OBKの業務改善チームによるプロジェクトが始動した。
システム化にあたり、品質保証部からは主に3つの懸念点が示された。1つ目は、「どのお客様に、いつ、どの規格書を出したか」という記録はどう残すか。2つ目は、規格書に追記したり、手を加えたりする必要がある、特別対応のお客様にどう対応するか。3つ目は、品質保証部(品質管理部)の押印、および印を押して発行していた規格書における責任の所在をどうするか。
まず1つ目については、お客様の名前、提出した書類などの情報を確認する記録を、発行ごとに残すシステムを構築することで解消した。発行記録を残すことは、製品にかかる取り決めが明確になり、将来、お客様と取引する上で、契約内容を明確にし、トラブル防止やスムーズな製品のご提案につながる。2つ目については、過去に品質保証部(品質管理部)が対応した規格書データをすべてシステムに登録し、営業が特別対応のお客様名を入力すると、「別途、品質保証部に依頼してください」と表示。自動的に発行不可とすることで解決した。さらに3つ目については、品質保証部(品質管理部)が押印した規格書自体をデータ化し、システムに組み込むことでクリアした。事前に押印してシステム発行するという仕組みは、会社としてほぼ前例がなかったため、この決定までには関連部署と慎重な議論を繰り返した。
時間と初期投資コストがかかったものの、営業が自ら規格書を発行できるようになり、当初の課題を解決。加えて、品質保証部(品質管理部)の業務削減およびそれに伴う人件費削減にもつながる成果となった。

I.Y.

「新商品開発にあたっての検討材料として砂糖の規格書が今すぐほしい」というお客様もいらっしゃいます。その際、品質保証部の方に急ぎで対応してもらうことに申し訳なさを感じていたのは、私だけでありませんでした。お互いが持っている課題感を一つにまとめれば、全社的な取組みにつながるのだと実感。その中で普段あまり接点のない他部門の営業メンバーと協力し、課題を解決できたことで達成感を得ることができました。また、この経験を経て、普段のコミュニケーションが増えたのも収穫でした。

CASE STUDY

02

「まいにちの黒砂糖」
リニューアル

担当

H.M.

営業本部 企画管理部
2020年新卒入社

「食べることが好き」であり、また、「食」はすべての人に必ず根付くものであるという考えから食品メーカーを志望。その中で社風に魅力を感じ当社へ入社。入社後、現部署に配属以来、広告、販促、SNS運用、パッケージデザイン、マーケティング、通販運営・企画、営業管理など幅広い業務を担当している。

既存の発想にとらわれず、
ゼロから新製品を企画・開発

プロジェクトの発端は、黒糖製造委託先メーカーからの、「当社品の固形加工黒糖の固さを、柔らかめのものに変更したい」との打診だった。そこで当社では将来を見据え、柔らかめの新製品を企画する方針を決定。新たな発想を期待され、OBKの新商品開発チームが企画・開発プロジェクトを担当することとなった。
新商品開発チームではまず、「どんな新製品にしたいか」、OBKメンバー全員へのアンケートを実施した。結果として多くの課題・要望が浮き彫りとなった。
「一般家庭では使用頻度が低く、使い切るまでに時間がかかるため、現行品よりも小容量にしたい」「小容量で、かつ保存しやすいチャック付きにしたい」「黒糖のパッケージは、沖縄・南国的な要素を色濃く反映したものが多く、それとは差別化した別方向のデザインにしたい」「ネーミングもわかりやすくキャッチーに」……。一方で、「売価は上げないでほしい」との強い要望もあった。
アンケート結果を受け、容量を300グラムから200グラムに変更し、パッケージにチャックを追加。さらにデザイン会社との意見交換を重ね、ネーミングとデザインを詰めていった。その結果、ネーミングは、「黒糖は毎日使える」「いつもキッチンに置いてほしい」という想いを込めて、「まいにちの黒砂糖」に決定。デザインは複数案を社員全員に提示して投票をしてもらい、最も人気の高い案を採用した。
こうして、「まいにちの黒砂糖」は社員全員の想いを乗せつつ、現行品と同じ売価を維持したままリニューアルされ、多くの社員が愛着の持てる製品となった。さらにプロの料理家へのアンケートでは、「使いやすい」「クセが強すぎず、普段使いに最適で美味しい」との高い評価を得て、市場でも好評を得た。

H.M.

当社では、長年、新製品開発をあまりおこなっておらず、私自身入社二年目という立場上、当初は、「これはこの部署に聞いていいのか」という遠慮もあり、他部署や業者との打ち合わせ、全体進行管理など、すべてが思うようにいきませんでした。しかし、遠慮していてはプロジェクトは前に進まないと気づき、積極的に情報共有と相談を重ねていきました。そして気がつけばONEチームに。結果、多くの方々と連携してプロジェクトを進めていく力を養うことができました。また、アンケートを通じて実感したのは「現行製品をこう変えたい」との共通の想いを持つ社員が多いということ。これを機に社内で機動的に製品をリニューアルする機運をより高めていければと思っています。

H.M.

営業本部
企画管理部
2020年新卒入社

I.Y.

営業本部 営業第一部
営業第一課
2010年新卒入社

CROSS TALK

OBKの未来について
語り合おう

部署を越えた
コミュニケーションが、
会社に新たな発想をもたらす

H.M.

OBKがあるおかげで、自分の意見を言いやすくなりました。以前は上層部の決定を待つ姿勢が強かったのですが、今では「まずはOBKのチームメンバーに相談してみて、良ければプロジェクト化しよう」と、自発的に新しいことに取り組んでいける環境があります。

I.Y.

確かにそうですね。営業は一人ひとりが担当を持って動いているため、普段は横の連携があまりないんですよね。しかし、OBKのおかげで、他の営業メンバーとも話す機会が増え、営業全体の課題感を共有し、ボトムアップで新たな取組みができています。それは当社の活性化にもつながると思います。

H.M.

今年は販促制作チームが2チームあり、I.Y.さんは、私とは別の販促制作チームに所属していますね。

I.Y.

はい。量販店向け用を主とした販促物の制作に取り組んでいます。

H.M.

私は過去の販促物をすべてリストアップし、それをチームメンバーに共有して意見をもらいながら、販促物のバージョンアップを試みようとしています。

I.Y.

いいですね。コミュニケーションの活性化はOBKの原点。2024年の合併後は、中部の新しいメンバーとも、OBKを通じて連携を深めていければと思います。

H.M.

OBKの活動は、私が入社した直後に始まったのですが、その時点では、営業所の方の顔も知りませんでした。OBKの活動を通じて、当時、広島営業所所属だったI.Y.さんの名前と顔を覚えることができたため、本社に異動された時も話しやすかったです。

I.Y.

話しやすさは、仕事のしやすさにもつながります。いろんな意見を求めやすくなりますから。

H.M.

部署を越えた相談は、若手にとっては若干ハードルが高いものです。しかしOBKを通じて、自部署以外へも気軽にコミュニケーションを取りにいける雰囲気をつくっていけるのではないかと思っています。

I.Y.

本当にそうですね。これからもOBKの仲間として、会社に新しい風を吹き込んでいきましょう!